新型コロナウィルス関連のニュースが連日報道され緊急事態宣言が延長になり音楽活動等まったく先行きが見えない不安なこの頃です。
この度は大阪音楽大学で2014年に開催された
「サキソフォーン創案者アドルフ・サックス生誕200年記念コンサート」をご紹介致します。
使用されますエラールピアノ(1911年製、平行弦、90鍵フルコンサートピアノ)はコレギウム・ラモー神戸の埴淵みち子が母校に寄贈したものです。
エラール社(1780-1959)の創業者セバスチャン・エラール(1752-1833)はダブル・エスケーブメント(鍵盤が戻りきってなくても次の打鍵ができる機構)はじめ数々の発明、改良を行いました。
19世紀前半エラール社はヨーロッパ屈指のピアノメーカーでした。
歴史的な作曲家達(ベートーベン.ショパン、リスト etc.)に愛され「天の声」と讃えられた気品あふれる独特の柔らかな音色が皆様に届く日が来ますよう祈ります。